DBTalk for Windows とは
もともとDBTalkは、Oracle SPARCサーバー(Solaris OS)上で開発していました。多くのデータベースシステムでご愛用頂いておりますORACLEデータベースを用いて運用するための汎用的なソフトウェアです。これをWindows環境へ移植してネイティブに活用頂ける様にしました。
Microsoft AccessやFile Makerなどのソフトウェアと同様にデータベースシステムを構築することができますが、異なる点は
- 入力・検索・出力等の各作業が連携して動作いたします。
- SQL文(データベースの照会するための言語)やデータベースの構造を知らなくともクライアント環境より自由に作成できるブラウザー(検索結果表)
- 各種運用形態(メーリング等)に適した運用環境を構築可能です。
- 自動バージョンアップ管理機能を実装しています。Add-on(別言語)で開発したAPIも含め低ランニングコストで運用を可能にいたします。
など独自の機能を搭載しています。
GUIはUNIXのxlibを使用していますのでWindows OSのバージョンに関わらず、同じバイナリで稼働します。各Windows OSが、ORACLEデータベースに対応している必要があります。
また、それらの機能がプログラミングレスで動作するため、抜群の開発生産性を持っています。さらに、UNIX版用に作成したJOB(定義)ファイルもWindows環境でも双方向でご利用いただけますので、クライアント環境を意識する必要がありません。
※ 最新のWindows10でもご利用頂けるORACLE18c版をリリースしました。
DBTalk for Mobile とは
Windows Mobile環境へ移植し、ネイティブに活用頂ける様にしました。
Windows Mobileを利用して、携帯電話(Willcom、hTcなど)やPDAなどモバイル環境にてご利用いただけます。
- Mobile用へ新規に開発しなおしています。「モバイル機でありがちなリソースが足りない、遅すぎて使い物にならない」などの問題にも対応し、ネイティブに動作いたしますので、パフォーマンス良く操作が可能です。
- 新たに、主要なサーバーデータベース機とのODBC以外のネイティブ同期機能を実装しています。朝と夕など必要な時にサーバー機へDown-Up Loadすれば、モバイル機内臓のデータベースにてオフライン活用いただけます。
- 少ない表示画面ですが、DBTalk for Windowsと同等機能も実装し、自動バージョンアップ機能により、TCO削減に貢献いたします。
- 活用例として、CRMやERPでのモバイルソリューションに利用致します。顧客の住所からGoogle Mapと連動して地図表示したり、カメラ、カレンダー、Mobile Outlookと同期いたします。
- Office Mobile 6.1のExcel 2007文書へ出力できます。メールの添付ファイルとしてまた、2次加工がMobile Excel上で可能です。CSVファイルへも出力致します。
※ネイティブに同期可能なデータベース・サーバー
Oracle9i以上、SQL Server2000以上、MySQL5以上、PostgreSQL8以上、DB2 V9以上、Microsoft Access2007以上
その他同期可能なデータベース・サーバー
ODBCで接続可能なデータベース、CSVファイル(取込のみ可)
※動作確認済み端末
WILLCOM:W-ZERO3全機種、Willcom03
イー・モバイル:EM・ONEα
HTC:hTc Z、X01HT、P3600、X7501
SoftBank:X01T
Windows Phone
DBTalk for Solaris とは
Oracle SPARCサーバー上にてご利用いただけます。
最初に開発する環境で、これをリリースした後に、上記のWindows版へ移植しています。
機能はDBTalk for Windowsと同じです。
Wine上でもご利用いただけます。(Wineをインストール可能なOS)
各Linux OS
BSD OS(FreeBSD 5.3以上)
Mac OS X Lion
OS X Mountain Lion
OS X Mavericks
OS X Yosemite
OS X El Capitan
macOS Sierra
macOS High Sierra
macOS Mojave
Android(wine-3.0-x86.apk 以上)